今年最後の六日講

 雨・みぞれ・あられ・吹雪そして強風・雷の悪天候の中、今年最後の「六日講」が開催されました。

 明治32年にご消息をいただき正式に認可された「お講」で、当初は「最勝講(尼講)」でした。お隣のお東さん「観敬寺」さんでは、「四日講」が続いています。昔は「二日講」という講も、近隣農村地域にあったようです。

 私どもの六日講は、各家を廻って開催する当番制を17年まえに止め、お寺を会所として続けています。お講を継続することはなかなか大変な面もありますが、かつて(いまから40年ほど前)六日講もお参りが一人になって、廃講の危機がありましたが、なんとかみんなで協力して守ってきたご法座ですから、出来る限り続けていきたいと考えています。

 「講」組織は浄土真宗の伝道布教の原点でもあります。「おとき」をいただいて語り合う中で、仏法を頂戴し、

身も心も満たされる、まさに「法・味・楽」です。  

 準備して下さったご門徒さん、悪天候の中お参り下さったご門徒さんに唯々感謝です。合掌。